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使用済み紙おむつの
バイオマス燃料化Fuel conversion system for used diapers

使用済み紙おむつ燃料化装置

使用済み紙おむつバイオマス燃料化装置

従来、可燃ゴミとしていた使用済みの紙おむつに燃料化処理を施すことにより、優良な燃料資源に再生する装置です。この装置で資源循環システムが形成され、地域、各施設のゴミ発生量を抑制する一方、新たな熱源として活用するごとが可能(エネルギーの地産地消)になります。

処理機から取り出した生成物
・投入時の1/3以下の重量
・十分な滅菌能力で高い安全性
・水分は10%未満
・気にならない臭気
・熱量は約5,000kcal/kg

使用済み紙おむつ燃料化装置

Flow使用済み紙おむつ燃料化フロー

  1. 使用済み紙おむつ、
    バイオマス材投入
  2. 破砕
    乾燥
  3. 滅菌
  4. 排出
    (フラフ)
  5. 二次破砕
  6. ペレット化
    (バイオマス燃料化)

SFD-120

SFD-120

処理量 max,120kg/日(100人程度)
サイズ 幅3,850mm/奥行き2,000mm/高さ1,920mm
セット 脱臭機(内蔵式)/ブロア(内蔵式)
消費電力 約200kWh/日

SFD-600/SFD-600X

SFD-600/SFD-600X

処理量 max,600kg/日(500人程度)
サイズ 幅5,055mm/奥行き1,596mm/高さ2,658mm
セット 脱臭機(別置式)/ブロア(別置式)
消費電力 約86kWh/日
消費ガス 約30~40m³/日(LPG)

導入実例

行政が保養施設の湯沸かし用熱源として直接導入
鳥取県伯耆町(2011年、2015年導入)
・高齢化により、焼却炉に占める紙おむつの割合が増加し、焼却炉を傷める要因となっていた。
・平成22年度の実験事業を経て、平成23年度に町の焼却施設内にSFD-600型機(600kg/日)導入。
・平成26年4月に町民向け温泉施設「ゆうあいパル」にバイオマスボイラーを設置。これにより、エネルギーの地産地消が完成する。
・平成27年10月にSFD-600型機を1台増設する。これにより、1日最大1,200kgの使用済み紙おむつ処理が可能となる。

SFD-600/SFD-600X

  • SFD-600
    北海道富良野市 産業廃棄物処理業者
    行政の委託先の産業廃棄物処理業者が導入
    2013年7月 産業廃棄物処理業者
    SFD-600 1台設置
  • SFDX-600
    岡山県岡山市 産業廃棄物処理業者
    2014年7月 産業廃棄物処理業者
    SFDX-600(排熱利用型) 1台設置
  • SFD-600
    新潟県新潟市 社会福祉法人
    行政の委託先の産業廃棄物処理業者が焼却炉の余熱利用により高齢化施設の給湯熱源(紙おむつ燃料化)として導入
    2016年3月 社会福祉法人
    SFD-600 1台設置
  • SFD-600
    北海道北見市 社会福祉法人
    介護施設を複数所有する社会福祉法人が導入
    2017年1月 社会福祉法人
    SFD-600 1台設置
  • SFDX-600
    新潟県十日町市
    2020年12月
    SFDX-600(排熱利用型) 1台設置
  • SFD-600
    北海道 西天北五町衛生施設組合
    2021年2月 廃棄物処理組合
    SFD-600 1台設置